ブログ作業風景
ビニールカーテンにファスナーを付ける方法
日常のビニール製品製造現場の作業風景や、弊社の物作りへの取り組みなどをブログに掲載しています。
全国的に今日は冷えるようですね。弊社の熊本市でも夕方から雪が降る予報です。
さて、今日はビニールカーテンにファスナーを付ける場合の取り付け方のお話です。実は、ファスナーをどういう風にビニールカーテンに取り付けるかは、加工業者ごとにそれぞれ違いがあって、今のところ、これが正解というものはありません。弊社でも用途やビニールカーテンのサイズ、使用方法などによって使い分けています。
画像はアキレスセイデンＦ 0.3ｔにファスナーを取り付けたものです。
弊社の中でも、どういう付け方が良いのか長年悩み続けていました。強度・耐久性が高く、見栄えも美しく、寸法精度も良い というというのが弊社が考える理想ですが、そんな中、昨年から社内で主流になりつつあるのが、この方法です。
左右の生地を折り返して、二重にして縫製しています。そんなの簡単にできるんじゃないの？と言われそうですが、「止めファスナー」でやるのは結構たいへんです。しかしながら、この方法で取り付けると、強度・耐久性も高く、中央のスライダー通過部分もしっかり空いてます。また、左右の折返しの折り目に微妙なＲがついてて、この立体感が美しいんですよね。写真ではわかりにくいお話だとは思いますが・・・（泣）
強度や機能を保ちながら美しさも追及しております（笑）いやいや本気です！
