作業風景/ビニールカーテンの粗断ち作業
「お知らせ」でもご連絡しましたが、7/4の熊本県南部の豪雨、7/6~7/7の九州北部の豪雨と九州では大雨による被害が続きました。幸い、弊社所在地の熊本市では災害の発生は無く、弊社も通常通り営業しています。ご心配のお電話、メールを多くの方から頂きまして、たいへんありがとうございました。
7/13朝の会社の状態です。通常通り営業しています。被災地の映像を見ると、普通に仕事ができることをたいへんありがたく感じます。被害を受けられました皆さま、また関係者の方々には心よりお見舞い申し上げます。
今日の作業風景は、一般透明ビニールカーテンの粗断ち作業です。「粗断ち」とは、使用するビニールを一旦、少し大きめの寸法でカットする材料取りの作業になります。
巻取り機を使って、希望の寸法に巻き取っているところです。
反対側から見たところです。作業者側の原反(ビニールのロール)を奥側へ巻き取って行きます。巻き取られたビニールが白っぽく見えるのは、巻き取りと同時にビニール表面に粉(工業用の澱粉)を塗布しているためです。粉を塗布することで、ベタつきが無くなり、この後の工程の作業性が良くなります。 ※通常、製品完成時に粉は拭き取り、粉の付着が無い状態で納入します。
巻き取ったビニールの1ヶ所をカットすることで、狙った寸法でのカットができます。写真は「粗断ち」が予定数量全て終わった状態です。30m巻の原反を25本分カットしました。この状態で、1日以上寝かせてビニールの初期収縮を取った後、後工程の作業を進めて行くことになります。