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ブログ作業風景

ブラックセイデンFのカーテン製作

日常のビニール製品製造現場の作業風景や、弊社の物作りへの取り組みなどをブログに掲載しています。

毎日暑いですね。最近は朝から快晴ですごく暑くなると、午後から雷をともなった激しい夕立がやってくる。というのが最近のお決まりのパターンになっているようです。雨も好きではありませんが、暑さが少し和らいでほっとします。

さて、社内では「アキレス ブラックセイデンF」のビニールカーテンを製作中でした。「アキレス ブラックセイデンF」は、黒色で遮光性のある導電性(帯電防止)の軟質塩ビフィルムです。クリーンルーム内に暗室など遮光のスペースを作る際に使用されます。写真内のハニカム状の模様が、導電性塗料のプリントです。ハニカムとは?・・・ハニカム=ミツバチの巣(英語で「Honey-Comb」)らしいです。確かにハチの巣の模様ですね。今日も一つ勉強しました。Google先生ありがとう!

 

まず、裁断しているところです。裁断が丁度終わったところのようですね。

 

高周波ウエルダーで周囲の折返しなどの溶着加工を施していきます。ビニール表面に導電性のプリントがあるため、通常の方法でやるとスパーク現象が発生し、ビニールが火が付き部分的に燃えてしまい、小さな穴(ピンホール)ができたりします。弊社は独自の加工ノウハウで、このスパーク現象を最小に抑える方法で加工しています。

 

ビニールカーテン上部にハトメを取り付けているところです。

 

ハトメはステンレスハトメ(SUS304)を使用しています。

 

最後はクリーニングをして完成です。

イメージ画像

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