一体型ビニールブース
日常のビニール製品製造現場の作業風景や、弊社の物作りへの取り組みなどをブログに掲載しています。
今年も熊本で一番華やかなお祭り「藤崎八幡宮例大祭」が、9月17日(月)に行われました。例年それを見るのが毎年の楽しみだったのですが、残念ながら今年は都合で見ることができませんでした。ちょうど1年前のブログにも書きましたが、この「藤崎八幡宮例大祭」が終わると、少し涼しくなって、仕事も忙しくなるというのが熊本の都市伝説です(笑)
さて、現場では一体型ビニールブースを作ってました。天井付きの5面体なので、合体すると結構なボリュームになってしまいます。しかも、ほとんどの場合N=1なので、失敗が許されず、非常に神経を使う作業になります。弊社の失敗しないための方策としては、しっかり製品図書く→正確な部品図書く→部品図通りに正確にパーツを製作というのが弊社のやりかたです。「わたし失敗しないので・・・」という天才的な女医さんのフレーズは有名ですが、凡才の私たちの場合、良く考えずにスタートすると失敗するので、先に図面をきっちり書く方法を選択しているわけです。
とりあえず、5面を縫製で組付けました。これだけでは弱いので、後述の袖ミシンを使って2周目の縫製をすることになります。
ファスナーもたくさん付いています。
袖ミシンを使って、天井周りに2周目の縫製をやってるところです。
立体物の加工には、この袖ミシンが必須になります。
加工が終了したので、いつも通りクリーニングして梱包します。
一体型ビニールブースの製作工程をご紹介しました。大型の商品ですが、しっかりとした設計、精密な加工の組み合わせで成り立っている製品です。