ブログ作業風景
特例措置
日常のビニール製品製造現場の作業風景や、弊社の物作りへの取り組みなどをブログに掲載しています。
9月末になりましたが、熊本はまだまだ暑い日が続いています。数年前に納入した糸入りビニールカーテンが破損したとのことで、ビニールカーテンの裾部分の補修のご依頼を受けました。通常なら工事担当の業者様にビニールカーテンを取り外して頂き、弊社に持ち込んで頂いて補修の加工をする流れになります。ただ今回の場合、カーテンのサイズが大きい、枚数が多い・・・工事業者様の取り外し、取り付けもたいへんな作業になりますが、弊社の補修作業もたいへんな作業になることが明らかです。
ひらめきました!
特例の措置ですが、現場にミシンを持ち込みました。裾部分のみの加工なので、現場にミシンを持ち込めばビニールカーテンを取り外すことなく補修作業ができます。弊社も狭い会社の中で大型のビニールカーテンを折りたたんだり、広げたりというたいへんな作業も必要なく、みんなが幸せになるにはこれしかない!と決断しました。
現場に持ち込んだ2本針のミシンで、ビニールカーテンの裾部分にマジックテープを縫製で縫い付けているところです。
無事、きれいにマジックテープの縫製が出来ました。ミシンを現場に搬入するのは少したいへんでしたが、合理的な解決方法だったと思います。