ブログ作業風景
箔押しの準備作業
日常のビニール製品製造現場の作業風景や、弊社の物作りへの取り組みなどをブログに掲載しています。
秋になると手帳の表紙、手帳カバーなどのビニール製品を作ることが増えてきます。それらの製品を製造する中で「箔押し」印刷の準備をしている場面を紹介します。使用している箔押し機は、「平和機械製コンビスリー」です。箔押し+高周波ウエルダーの2ヘッド機で「ダブル箔押し」ができる全自動の機械ですが、今回は箔押しのみを使って印刷します。
余談ですが、内部はカムが多用され、カム駆動で各部を複雑に動かしています。高速で動かす機械はカム駆動のほうが追従性が良いのでしょうか?こういう複雑なカム駆動の機械を設計できる方は今後いなくなりそうな気がします。エアシリンダー等で動く機械より愛着が湧きますし、長く使いたくなる機械です。
今回の箔押しに使う凸版です。
実際に箔押しをする前に 材料の茶色のビニールシートを流して機械の動きを確認しているところです。
実際に箔押ししてみて、印刷位置(凸版の位置)を微調整しているところです。
準備が終わって、生産スタートです。画像は箔押しが終わって機械から出てきているところです。生産速度は、4秒/枚程度で加工しています。生産速度で言えば作業者が手差しの機械で加工するのとあまり変わらないかもしれません。ただ、機械なので疲れ知らずです(笑)
ビニールカーテン以外にもいろんな製品を作っていますので、お問い合わせください。