防炎フィルム・アキレスフラーレ
日常のビニール製品製造現場の作業風景や、弊社の物作りへの取り組みなどをブログに掲載しています。
今日の話題は「防炎フィルム・アキレスフラーレ」です。名前の通り防炎タイプ(難燃タイプ)の透明のビニールフィルムで、消防法施行令台4条の3に適合の商品です。消防法で防炎品の使用が義務図けられた場所に使用できます。
弊社でも、この「アキレスフラーレ」でビニールカーテンを普段からよく作っていますが、気を付けなければいけないのが、これです。
アキレスフラーレ 厚み0.5mmの画像ですが、0.3mm、0.5mmのどちらのタイプにもビニール表面にしっかりと「防炎フィルム・アキレスフラーレ」と印刷が入っているのです。印刷部分の詳細がコチラ!
約8cmの長さの紺色文字で、しっかりと印字されております。この文字がおよそ60cm間隔で連続して入っています。この印刷が入っていることで、見た方に「防炎のビニールがつかってあるんだな」という安心感は与えると思いますが、一方、きれいな雰囲気の場所、高級な雰囲気の場所では、この印刷があることで折角の雰囲気を壊してしまう可能性もあります。お見積り依頼、製作依頼を頂いた際に弊社側で設置する場所がどういう場所かわからないことがほとんどですので、「印刷が入っているけど大丈夫かな?」という心配をするわけです。
この印刷があることで、製作後にトラブルになることを避けるため、弊社に防炎ビニールカーテンのお見積り頂いた際に、この「アキレスフラーレ」をご指定頂いた場合は、お見積りの際に「アキレスフラーレは、フィルムの一部に商品名が印刷されています。ご了解のうえ、ご注文願います。」という注意書きを必ず記載するようにしています。
「ちゃんと防炎品を使ってます!」というアピールされたい場合はこの印刷が入っているアキレスフラーレは有効です。印刷が無い方が良い場合は、「耐電防炎」をお勧めします。